Dr IKEDAの豆知識 vol.1「インフルエンザ編」
【インフルエンザの流行時期と種類】
インフルエンザにはA・B・C型という3つの型があります。
流行時期はA・B型は1月~3月にピークを迎えます。C型は1年を通してかかります。
A型の特徴
インフルエンザの中で最も一般的で人・鳥・豚・馬などにも感染し、
3つの型の中で最も感染力が強く世界的に流行しやすいです。
症状は38℃を超える高熱・関節の強い痛み・筋肉痛が起こることがあります。
B型の特徴
人のみに感染するインフルエンザで感染力は強いのですがA型より流行ることはありません。
症状は一般的な風邪と同じような症状が多いのでインフルエンザと気付きづらく、
治療開始までの時間が遅れてしまう場合が多いです。
C型の特徴
C型も人のみに感染するインフルエンザなのですが、
B型との違いは1年を通してかかるインフルエンザです。
また、感染力も弱く症状に気付きづらいので流行ることはほとんどなく
1度かかると免疫はほぼ一生持続するので 2回かかることはほとんどありません。
【インフルエンザ予防注射について】
予防注射を受けたからといって100%インフルエンザにかからないわけではなく、
かかった時にいかに重症化させず症状を軽減させ楽にするかが大切になります。
【なぜ2回打つのか?】
予防注射は1回だと64%、2回打つと94%に予防率が上がるというデータがあります。
これをブースター効果といいます。
【予防注射はいつまでに行ったらいいのか?】
予防注射を打ったからといって抗体がすぐに体内で構築されるわけではありません。
抗体ができるまでに2~4週かかるので1回目は11月までに打ち、
2回目を打つ方は12月中に打つことをおススメします。
【予防接種をしたほうが良い方】
特に通勤、通学で電車を利用される方や施設などで人が
集まる場所で仕事をされる方は早めの接種をおススメます。
当院でもインフルエンザの予防接種を行っています!
料金はこちらをご覧ください。