肩の痛み
当院で多くみられるのは、中年以降(特に50代に多い)に発生する、肩関節の痛みと動きの制限を伴う病気で、40肩・50肩(肩関節周囲炎)と呼ばれるものです。
主な症状
肩関節とその軟部組織に炎症をきたし、その部位や炎症の程度により様々な症状を起こします。
症状は痛みの時期によって変わり、以下のようになります。
急性期
一番痛みが出る時期です。
肩関節全体に痛みがあり、安静時の痛み(安静時痛)や、就寝時の痛み(夜間痛)があります。
関節の動きが制限されます。
慢性期
急性期に比べ痛みはだいぶ軽減されてきているが、関節の動きに制限がある事が多いです。
回復期
痛み、動きの制限ともに改善されます。再発予防の運動、ストレッチを積極的に行いましょう。
当院での治療
理学療法を主体として以下のような治療を行っております。
①牽引機器による筋肉のストレッチ
②ホットパックやマイクロ波を使った温熱療法
③SSPや干渉波治療器を使った電気療法
④徒手療法
この他、患者様の症状に合わせてご自宅でできるストレッチや運動などのセルフケア方法や生活習慣の改善の提案も行っております。