七五三の晴れ着姿を見かける時期となりました。

皆様お変わりありませんか。

今月は鎌倉大好きリハビリスタッフ・キヤが担当します。

鎌倉には、自然と歴史が調和したハイキングコースが数多くあります。

今回は、私が春夏秋冬訪れておりますオススメの鎌倉ハイキングコースをご紹介します！

池田整形外科をスタートしてグルリと一周回ることが出来る15kmコースです。

衣張山（121m）からの景色

思わず脚を止めてしまうほど自然豊かな散策路。

ショートカットを使えば、4歳の息子でも歩ききることができました。

鎌倉は坂道や階段、切通しなどが多く、自然と歴史を感じられる街です。

🚶‍♀️実は…この「歩く」こと、膝の健康維持にも役立つのをご存じですか？

歩く機会が多い鎌倉では「膝が痛い」「階段がつらい」と感じる方も少なくありません。

今回は、膝の痛みにお悩みの方へ

膝にやさしい鎌倉の自然散策コースと、

膝の痛みで整形外科を受診すべきタイミングをわかりやすくご紹介します！

膝にやさしい鎌倉のおすすめ散策コース

1. 源氏山公園〜葛原岡神社コース

緑が多く、適度なアップダウンで膝の筋肉（大腿四頭筋）を自然に鍛えられます。
ベンチも多く、途中で休みながら歩けるので、膝への負担が少なめです。

2. 鶴岡八幡宮〜鎌倉宮〜瑞泉寺ルート

石畳が整備されており、坂も比較的ゆるやか。
参拝や紅葉を楽しみながら、無理のないペースでウォーキングできます。

3. 亀ヶ谷坂切通し〜英勝寺周辺

鎌倉らしい歴史の道を歩くコース。

自然の中をゆっくり歩くことで、股関節や膝の可動域を保つ効果もあります。
ただし、雨上がりは滑りやすいので注意しましょう。

膝にやさしい歩き方のコツ

• 歩幅をやや小さくして、膝への衝撃を減らす
• 下り坂では軽く膝を曲げて、体重を分散させる
• こまめに立ち止まり、水分補給とストレッチを行う

こうした工夫で、膝の関節や筋肉への負担を軽減できます。

散歩やハイキングは、膝関節の血流をよくし、関節の動きをなめらかにし、軟骨や筋肉の衰えを防ぐ効果があります。
ただし、「痛みが出たとき」は注意が必要です

運動は大切。ただし、こんな膝の痛みがあるときは整形外科へ！

自然の中を歩くことはとても良い習慣ですが、
次のようなサインがあるときは、無理せず早めに整形外科を受診しましょう。

①1〜2週間たっても痛みが続く

→ 安静にしても改善しないときは、関節の変形の可能性があります

②膝が腫れている・熱をもっている

→ 関節内に水がたまっていることがあり、早めの処置が必要です。

③ 階段や坂道で痛みが強くなる

→ 変形性膝関節症の初期症状かもしれません。早めのリハビリ開始がおすすめです。

④ 「ポキッ」「ぐきっ」と音がしてから痛くなった

→ 半月板損傷や靱帯損傷の可能性があります。。放置はNGです。

⑤ 膝がまっすぐ伸びない・曲がらない

→ 炎症や関節内の異常が考えられます。

🏥整形外科でできること

• レントゲンや超音波で原因を診断
• 痛みや腫れを抑える治療（注射・内服など）
• リハビリスタッフによるリハビリ・筋力トレーニング
• 自宅でできる運動・ストレッチの指導

💡まとめ

鎌倉の自然を歩くことは、膝の健康づくりにとても良い運動です。
しかし、

「痛みが長引く・腫れている・動かしにくい」
と感じたときは、早めに整形外科へ。

早期に原因を知り、適切な治療と運動のバランスを取ることで、
膝をいたわりながら、いつまでも快適に鎌倉の四季をゆっくり歩いて楽しみましょう！

🩵鎌倉の池田整形外科では、膝の痛みや変形性膝関節症、スポーツによるケガなどに対し、
検査・リハビリ・運動指導を組み合わせた治療を行っています。
「歩くと痛い」「坂道がつらい」「膝が痛くて歩くのが不安…」という方は、どうぞお気軽にご相談ください。

これから寒さが増してまいります。皆さま、どうぞお健やかにお過ごしください。