今年は早い?秋のインフルエンザ流行と関節痛・筋肉痛にご注意を
皆さんこんにちは。リハビリスタッフのムラタです。
10月に入り、朝晩は少しずつ秋らしさを感じる季節になってきました。梅雨よりも梅雨らしい秋の長雨が続いていますが、皆様いかがお過ごしですか。
ここ鎌倉では、この夏は猛暑と言われる日は少なく、むしろ雨が多くて湿気に悩まされる日が多かったですね。9月もしかり。
身体の調子が崩れるよな~と思っていたところに、追い打ちをかけるように今年は8月中頃からインフルエンザが流行を始めました。9月に入ってからは学校で学級閉鎖も発生しているようです。
神奈川県のホームページによると、神奈川県内では令和8年第33週(8月10日から8月16日まで)のインフルエンザの定点当たり患者報告数が「1.37」となり、流行開始の目安である「1.0」を超えました。神奈川県のホームページから抜粋したグラフにもみられるように、昨年と比べて約1か月半早い流行開始です。定点とは、神奈川県が指定した約240の定点医療機関のことで、そこから毎週1回患者数が報告され、その平均値が定点当たり患者報告数となります。その後も増加し、第37週(9月7日~9月13日)には「9.45」、第38週(9月14日~9月20日)には「14.71」となり、神奈川県は9月28日に流行注意報を発令しました。

通常、冬に流行するとされているインフルエンザ。
なぜ今年は夏から流行を始めたのでしょうか?
1.暑さでエアコンを長時間使用し、窓を閉め切る時間が長くなると、室内の乾燥や換気不足が起こりやすくなります。
2.夏の疲れや睡眠不足などで、体調を崩しやすい時期でもあります。
3.海外との往来が多い時期は、季節の異なる地域からウイルスが持ち込まれる可能性もあります。
こうした要因が一つではなく、いくつか重なって流行につながっている可能性があります。暑くて外に出られず、運動量が落ちてしまった方も多かったかもしれません。
インフルエンザの症状は、
突然の38℃以上の発熱、頭痛・関節痛・筋肉痛・倦怠感、さらに喉の痛みや鼻水・咳などが比較的急に現れるのが特徴です。私もインフルエンザにかかったとき、筋肉痛や関節痛がめちゃめちゃ痛かったのを覚えています(泣)。
整形外科のリハビリに通われている方は、普段の肩・腰・膝などの痛みと区別がつきにくいこともあります。急に全身の関節痛や筋肉痛が出て、発熱や強い倦怠感を伴う場合は、無理に運動やリハビリをせず、まずは休養をとりましょう。
インフルエンザは、感染した人の咳やくしゃみなどのしぶき(飛沫)を吸い込むことによる飛沫感染や、ウイルスが付着した手で口・鼻・目に触れることによる接触感染などで広がります。人が多い場所では、手洗いや咳エチケットなどを意識したいですね。
では、予防方法は何か。
1.外出後の手洗い

2.適度な湿度(50~60%)の保持とこまめな換気

3.バランスのとれた食事と十分な休養


4.なるべく人混みを避ける
5.予防接種

予防接種は当院でも実施しております。ワクチンは、発症する可能性を下げ、重症化を防ぐ効果が期待されています。
上記のグラフにも見られますが、新型コロナの流行初期には、インフルエンザの報告数が非常に少ない時期がありました。マスクや手洗い、人との接触機会の減少など、複数の要因が影響したと考えられます。あの頃の厳格な対策とまでは言いませんが、できる範囲の予防を続けていきましょう!
10月は朝晩と日中の気温差が大きくなり、体調を崩しやすい季節です。しっかり休養をとりながら、体調の良い日は無理のない範囲で身体を動かし、元気に秋を過ごしていきましょう。今月もよろしくお願いいたします。







