私はこれで治しました~スタッフの骨折日記~
空が澄み清々しい秋を感じる頃となりました
皆様、いかがお過ごしでしょうか
リハビリ室には折り紙名人ムラタの力作が展示されています
今回は特別企画
スタッフのムラタによる
”わたしはこれで治しました~スタッフの骨折日記~
をおおくりいたします
リハビリ 村田です。
この夏、不測にも右足の骨折をしてしまい、約2ヶ月仕事をお休みしてしましました
その間、リハビリやマッサージルームの患者様には多大なるご迷惑とご心配をおかけしてしまい本当に申し訳ありませんでした
9月7日に仕事復帰をして約1ヶ月。順調に回復し、元気に患者様と向き合っております
今回は私の骨折体験記をお伝えしたいと思います
○6月25日
電車に乗ろうとして階段を駆け下りていたところ、ふと宙に浮く感覚があり、
その次の瞬間右足の小指側の甲にゴギッ!という感覚
と同時に階段を踏み外してズッコケていました
その後足がどんどん腫れ上がり、痛みがどんどん増していく様子から、「これは折れたな」
○6月26日
レントゲンで右第5中足骨骨折が判明。
整復をして固定してもらいました
○7月18日 平塚共済病院
骨の軸に対して斜めに折れていたためずれやすく、固定していたもののやはりずれてしまい
プレートで骨折部を整復固定する手術を受けることにしました
手術時間は約4時間
術前にCTで状態をチェックしましたが、思った以上の粉砕骨折だったそうです
術後は足先から膝裏まで足首を90度に曲げた状態で固定
右足に体重をかけてはいけない…これが2週間続きます。
入院中に行ったリハビリは第1~4足趾と足関節の曲げ伸ばし
手術後の傷の消毒のため固定具は着脱が可能で、消毒のたびにリハビリしていました
○7月21日
退院
病院ではベッドの上での生活でしたが、自宅に帰ってからはとてもバリアフリーとは言えない状況下での生活です
「床に右足を置く」くらいしかできなかったので、自宅内での移動はもっぱらキャスター付きの丸椅子に座ってでした
~自宅療養中にやったこと~
なるべくまめに足趾と足首の曲げ伸ばしをする事
その際、足趾は指の付け根、足首は内外のくるぶしの下から足首周りをしっかりマッサージをすること
マッサージをすることで筋肉や靱帯がほぐれ、動きやすくなります
また、固定しているとふくらはぎの筋肉がこわばってしまうので、こちらもマッサージを欠かさず行いました
そのためか、固定をはずしたときの足趾や足首の可動域はさほど低下せずにすみました。
○8月2日
膝裏から足先までの固定解除
第5足趾側の骨折部分をアルフェンス固定
これまで右足に体重をかけられなかったのが、ようやく踵で歩くことが可能になり、両松葉杖から片松葉杖に
このとき、ふくらはぎの周囲を測ったら左右差が3cmもあり、見た目にも筋肉が細くなったのが分かり、がっかりです
この状態で4週間
休職前は8月中旬には復帰を予定していたのですが、
この時期、第5足趾側への荷重は禁止との主治医からの指示があり、復職の許可ももらえませんでした
復職を前提にマッサージルームにご予約をいただいていた患者の皆様には本当にご迷惑をおかけしてしまいました
○8月30日
アルフェンス固定終了
ようやく患部への荷重が許可されるようになりました
患部を保護するようにつくられた足底板を使って、まずは1/3荷重から
○9月6日
1/2荷重
○9月7日
復職しました。
○9月13日
全荷重
足底板も不要となり、通常の状態に戻りました!
適切な処置(固定)と自宅でもできるリハビリを継続したことで早期復帰が可能となったそうです
良かったヨカッタ♪
9月はリハビリスタッフのクラチ(サッカー青年)&オオハシ(猫大好き)の誕生日でした
日ごとに秋が深まってまいります。どうぞお健やかにお過ごしください